人生100年時代の究極のアンチエイジング療法
ヒト幹細胞培養上清液の力で若々しさと健康を取り戻す

ヒト幹細胞培養上清液(かんさいぼうばいようじょうせいえき)とは

ヒトの身体の中に存在する脂肪・臍帯・羊膜・歯髄・骨髄などの間葉系幹細胞と分類される幹細胞を培養した液体から、幹細胞を取り出し、滅菌等の処理を行った上澄み液の事を言います。
治療方法としては、幹細胞培養上清液を体内に点滴や注射で注入します。
体内に入った最も活動性に優れた豊富な成長因子(サイトカイン)や情報伝達物質(エクソソーム)を多数含有している幹細胞培養上清液が組織や細胞に働きかける事で、シワ・たるみの改善、美肌効果、薄毛の改善、動脈硬化の改善など、様々な美容・健康効果が期待されています。今注目される再生医療の一つです。

幹細胞を培養する段階では、様々な成長因子が大量に分泌されます。
幹細胞を取り除いた上清液には、500種類にも及ぶ成長因子が含まれます。

ヒト幹細胞培養上清液はこんな人におすすめ

  • 老化予防したい
  • 若々しさを保ちたい
  • 薄毛や脱毛を改善したい
  • アレルギー体質を改善したい
  • EDや動脈硬化の改善をしたい
  • シミやしわ・たるみを改善したい
  • 手や足・関節の痛みを改善したい

ヒト幹細胞培養上清液特徴・メリット

  • 幅広い年齢の方が使用できる
  • 様々な身体能力の向上効果が期待できる
  • 他の再生医療と比べコストが抑えられる
  • 幹細胞が入っているものに比べ安全性が高い

当院では、セルプロジャパン株式会社の純国産ヒト幹細胞(臍帯・羊膜)由来培養上清液を導入しています。

セルプロジャパン株式会社のヒト幹細胞(臍帯・羊膜)由来培養上清液を選んだ理由としては、日本品質にこだわり、ドナーの選択方法(ドナー適格性が認められた20代~30代の健康な日本人ドナーの幹細胞採取)、培養用法(非常に高い検査基準をクリアして、培養の全工程で感染に対する基準をクリア)、細胞の再生力や各組織間や細胞間の調整に関して、非常に高い調整バランス力と再生能力を持ち合わせたパラクライン効果を最大限に生かせる力をもっている製品だからです。
ヒト幹細胞培養上清液の元となる幹細胞は、人間の脂肪・臍帯・羊膜・歯髄・骨髄などの間葉系幹細胞から培養し、幹細胞を培養した際に生じる培養上清液には、コラーゲン、ヒアルロン酸等の組織修復や支持に欠かせないタンパク質だけでなく、幹細胞から分泌されたサイトカイン・成長因子・エクソソーム・ケモカイン等の数百種類以上もの生理活性物質が含まれています。
当院では、加齢に伴う細胞機能の低下の改善・適度の若返りと病気の予防という観点でヒト臍帯幹細胞培養上清液を使用し、また、傷跡治療の創傷治癒の観点からヒト羊膜幹細胞由来培養上清液を採用しています。
サイトカインや成長因子などを取り除いたエクソソームの割合を高めた製品や治療等もありますが、未解明の部分が多く残されており、現時点ではエクソソームやサイトカインがバランスよく含まれていて、パラクライン効果をもつヒト幹細胞培養上清液が最も優れていると考えています。

ヒト(臍帯・羊膜)幹細胞由来培養上清液

ヒト臍帯幹細胞由来培養上清液

ヒト臍帯幹細胞を使った臨床研究では、新型コロナウイルス(COVID-19)や急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、急性移植片対宿主病(GVHD)、肝繊維症、糖尿病、クローン病、肝硬変、多発性硬化症、関節リウマチ、変形性関節炎、肝繊維症、全身性エリテマトーデスなど、多くの疾患に対する有効性が報告されています。
EGF、FGF2、CSF、PDGF-AA、BDNF、TIMP2、IL-10等の生理活性物質が数多く含まれています。

ヒト羊膜幹細胞由来培養上清液

ヒト脂肪幹細胞を使った臨床研究では、これまでに瘢痕やケロイド、潰瘍、歯周病、癒合不全、緑内障、ドライアイ、表皮水泡症、変形性関節症、骨内欠損など、数多くの疾患に対する有効性が報告されています。
EGF、FGF2、PDGF-BB、IGF1、TGF-ベータ、IL-1ra等の生理活性物質が数多く含まれています。

サイトカインとは
身体の細胞から分泌されるタンパク質の中で、微量な量で細胞と細胞の間で情報伝達する様々な効果を発揮する非常に小さなタンパク質です。
間葉系幹細胞(胎盤や臍帯、脂肪組織、歯髄、骨髄などに含まれている幹細胞)も細胞の種類により数中から200種類ほどのサイトカインが含まれています。
サイトカインを受け取る細胞側には、それぞれのサイトカインをキャッチする個別の構造があり受容体と呼ばれています。
サイトカインと受容体は「鍵と鍵穴の関係」に例えられる厳密な相性があり、これはヒトでは個人差はなく共通ですが、動物種が異なると適合しません。
だからこそ「ヒト由来のサイトカイン」は人体への治療効果が最も期待できます。
複数のサイトカインがお互いに調整し合う事によって身体機能を保つ働きをしているのです。

エクソソームとは
エクソソームは体中を循環しているカプセル状の物質(細胞外小胞の一種)です。
体内の多くの細胞から分泌され、血液や尿、髄液、唾液、母乳…など様々な体液に存在しています。
細胞から放出される膜に包まれた袋状の構造で、細胞外小胞とも呼ばれています。
その中には、非常に多くのタンパク質・脂質・RNAなどの分子が入っており、エクソソームが細胞に取り込まれると、これらの分子も同時に取り込まれます。
エクソソームのなかに含まれる成分は、それを放出する細胞の種類や状態によって異なることが明らかになっています。
サイトカインと異なるルートでの細胞への情報伝達の手段として、エクソソームが重要な役割を果たしていることも報告されています。
それらの情報を細胞のいたるところに伝達する重要な役割を担う事がわかっていて、皮膚や血管の再生効果が高く、様々な炎症を抑える作用があり、全身の成体幹細胞を活性化し、身体の再生を促す効果や、弱った幹細胞を回復させる効果も期待されます。

パラクライン効果

近接する細胞や組織に作用して、連鎖的に作用が拡散していく効果の事を言います。
細胞が分泌するエクソソーム、サイトカイン、成長因子等が、近接に存在している幹細胞にパラクライン的に作用し、老化や損傷などによって機能が低下した箇所に細胞を集める事によって、組織再生をおこす事が知られています。幹細胞自体の効果はもちろん、細胞自体が分泌する様々なエクソソーム、サイトカイン、成長因子や酵素などといった数々のタンパク質群が組織再生に重要な役割を果たしているという報告の中でも、特に重要な役割を牽引していたものがパラクライン効果です。
パラクライン効果を持っていることで、より効果的に肌や傷の再生、免疫の向上、機能の回復などの作用発現が期待できます。

幹細胞治療と幹細胞培養上清液の違い

幹細胞治療と幹細胞培養上清液の違いは、幹細胞そのものを含むか含まないかという点です。
幹細胞治療は、培養液で培養したご自身の幹細胞そのものを投与します。
幹細胞の摂取手術や細胞培養・事前の検査等が必要となってくる為費用は高くなってしまいます。
幹細胞培養上清液は、幹細胞を培養した液体から幹細胞を取り出した滅菌等の処理を行った上澄み液になります。
すぐに治療ができ、費用を抑えることが可能です。また、幹細胞培養上清液は、幹細胞治療とは異なり細胞そのものを使用しない為、アレルギー反応やがん化のリスクが少ないという事がメリットです。

PRP療法との違い

採取した自身の血液から抽出した多血小板血漿(たけつしょうばんけっしょう)を注射する再生医療をPRP療法と言います。
PRP療法も幹細胞と同じく、美容領域・形成外科領域・背系外科領域と様々な分野で活用される治療法です。PRP療法と幹細胞培養上清液を比較すると、幹細胞培養上清液の方が効果が長続きする傾向があると言われています。

プラセンタとの違い

プラセンタと幹細胞培養上清液は幹細胞の純度が違います。
プラセンタの原料である胎盤の絨毛組織には、様々な種類の細胞が含まれていて(主に絨毛を構成する細胞、血管を構成する細胞など)、その中の一部として、幹細胞が含まれているだけです。
幹細胞培養上清液は、幹細胞のみを抽出して原料として培養いますので、素材として幹細胞の純度が圧倒的に異なります。製造方法も異なり、プラセンタの製造過程では、酸による加水分解、加熱処理、高圧蒸気処理などが実施されていて、その過程で幹細胞が出す成長因子やエクソソームはほぼ完全に壊されてしまっていますが、分解されたアミノ酸や他の栄養素が、様々な美容効果をもたらすとされています。
一方で幹細胞培養上清液は、幹細胞を培養した時に出される成長因子やエクソソームなどを壊さないように製造したエキスになります。幹細胞培養上清液こそアンチエイジング効果、若返りを期待できるのです。

ヒト幹細胞培養上清液治療の期待される効果

抗炎症作用

炎症が起こっている部位の治癒を促進し、疼痛も抑える。
関節痛・腰痛・頚部痛・肩痛・筋肉痛などに有効。

創傷治癒作用

損傷した細胞を修復し、早期に傷を治す。
真皮層から皮膚表面までの細胞を活性させ、皮膚の傷痕や炎症痕を修復。

組織・神経修復作用

内臓、筋肉や末梢神経など、組織が損傷した場合、患部を修復。
損傷した組織の細胞分裂が活性化され、組織再生力が向上し、機能が回復する。
肝硬変・慢性肝炎などの肝疾患、皮膚疾患、呼吸器障害、腎臓機能障害、糖尿病の合併症などに有効。

免疫調整作用

異常な免疫反応によりアレルギーが起こらないよう、免疫機能を正常な状態に調整。
アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎に有効。

血管再生・血管新生作用

動脈硬化などで血流が途絶えた場合、側副血行路血管新生によって血行を再開させる。
動脈硬化などの進行を予防する治療にも有効。

抗酸化作用

体内に発生した活性酸素を取り除き、細胞の老化やがん化を防ぐ。

活性化酸素除去作用

疲労回復や生活習慣病の予防に役立つ。

若返り・美容作用

組織を修復する作用を二次的に応用し、シワやたるみなどの予防や老化改善を行う。

幹細胞培養上清液による様々な疾患に対する有効性が報告されています

肝臓病(肝炎、肝硬変、肝障害等)・脳梗塞・脊髄損傷・多発性硬化症・パーキンソン病・アルツハイマー型認知症・慢性疼痛・膝関節炎・末梢神経障害・腱損傷・関節炎・アトピー性皮膚炎・白斑症・ざ瘡瘢痕(ニキビ跡)・心筋梗塞、狭心症・末梢動脈疾患・糖尿病・慢性腎臓病・男性型脱毛症(AGA)・その他の脱毛症・アルコール依存症・ニコチン依存症・アレルギー性疾患・間質性肺炎・肺線維症・慢性閉塞性肺疾患・胸水・女性更年期障害・男性更年期障害・前立腺肥大症・勃起障害(ED)・角膜障害・視力障害・骨欠損・歯周病・抗加齢医療(皮膚・血管などの若返り)・自己免疫性疾患(関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど)・新型コロナウイルス感染症・新型コロナウイルス感染症後後遺症・悪性腫瘍(悪性黒色腫、肺癌、大腸癌、神経膠腫、乳癌など)

ヒト幹細胞培養上清液治療の流れ

STEP1診察カウンセリング

診察は美容外科専門医の院長平田が丁寧に行います。
患者様のお悩みやご希望をお伺いした上で、最適な治療方法をわかりやすくご案内いたします。
ヒト幹細胞培養上清液治療の仕組み・効果・リスク・費用などについて丁寧にご説明いたします。

STEP2治療費のお支払い

治療を受けられることが決まりましたら、同意書の確認、治療費のお支払いとなります。

STEP3幹細胞培養上清液注射・点滴

幹細胞培養上清液を静脈注射か点滴で投与します。(約5分~30分)

STEP4ご帰宅

ヒト幹細胞培養上清液治療が終わりましたら、すぐにご帰宅いただけます。

※ダウンタイムはほとんどありません。
※治療の目安は、注入量やその方の悩みの内容でも異なります。
カウンセリング時に、お悩みに応じてご説明させて頂きます。
※副作用として、注射針による内出血、赤み・腫れ・痛みなどが起こる可能性があります。
※アレルギーが心配な方は、カウンセリング時にご相談ください。
※幹細胞培養上清液は、ヒト由来の製品です。
厳密な検査によって安全性が確認された製品を使用して治療するものの、現在の検査法では検知できない未知のウイルス感染の可能性を完全には否定できませんので、今後は献血ができなくなります。
※施術を受けられない方、妊娠中の方や妊娠の可能性のある方、がん治療中の方、もしくはがんの治療をして5年以内の方等は施術を受ける事ができません。

まずはお気軽にご相談ください

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